やっちさん。レポートの種類はわかったんですが。。。」

多分前回の記事を読んでみてみなさんの反応はおそらく
「???」だったのかなと思います。

それでいいのですよ。狙いとしては、レポートの種類には
「報告型」「論証型」があるということ。
そのなかの報告型にも
「感想文に近いレポート」「自らの考えを述べるレポート」
があることをわかってください。

採点ポイントとしては、誰が読んでも自分の考えが述べられているレポート
を書くことと述べました。
前回の記事は、これだけ押さえてもらえれば大丈夫です。

じゃあ今回の記事はもう一つの「論証型」レポートについて書いていきます。

・そもそも「論証」って何?

論証っていうのは、
命題が真実である理由をあきらかにすること

じゃあ話を戻すと「論証型」レポートとは
自分の疑問(与えられた疑問)に答えを出し
その答えの証拠を述べるレポート

このレポート型がよく課される型であり、
かなり時間要し、難易度も難しめです。

・「論証型」レポートの書き方のコツ

少し難しいなるかもしれませんが、心配しないで下さい。

①テーマ設定をしてみよう

論証型ではテーマを設定しなければなりません。
そのとき、テーマは課されたレポートに沿って決めるのですが、
コツとして、
はじめ、テーマは漠然とすること

はじめから、細かく設定してしまうと、書くこともなくなってきます。
逆に字数がかなり限られているときは細かくしていきましょう。
漠然としてテーマも最終的には細かくしていきましょう。

②書く順番のパターンを知っておこう
書く順番は人それぞれにパターンがある。
少し紹介していこう。自分に合いそうなパターンを
探してみてください。

⒈疑問→結論→論証
⒉疑問→論証→結論
⒊疑問→論証批判→論証→結論
    ・
    ・
    ・
後はいくつもありますが、だいたいそれくらいですかね。
かといって言葉だけでならべてもあれなんで
例をだしてみますか。

⒈ 長時間テレビを見ることはいいのだろうか。
  あまりいいとは思わない。
  なぜなら目を悪くするし、寝付けなるから

⒉ 長時間デレビを見ることはいいのだろうか。
  テレビを見ると目が悪くなるし、寝付けない
  だからあまりいいとは思わない

⒊ 長時間テレビを見ることはいいのだろうか。
  テレビを見ることで世の中の情報を得ることができる
  しかし情報を得る方法はテレビだけでない。
  目を悪くするし、寝付けなくなる
  だからあまりいいとは思わない。

こんな感じです。笑
少し無理矢理感があることは否めませんが

自分の合ったやり方を探してみましょう。
私はちなみに結論から述べるタイプですね笑

一応理由はあります。

大学の先生は、何百枚ものレポートを見るので
もしくは見ているので
最初の何文字かを見てこのレポートは読み応えがある
と判断することができます。

そのことを考えると、
「先に結論を述べ言いたいことを伝える」
という方法が自分にあっているなぁと思いました。
やり方は任せます。

加えて言いたいことはレポートは
「つかみが大事」
ということです。

一言でいうと衝撃的な出だしも悪くないでしょう。

一度、ヤクルトドリンクについて
レポートを書いたことがあります。

そのときの出だしが、
「このふたをどう開けよう?
  そのまま剥がすのがいいのか
   それともそのまま指で穴をあけるか」

ヤクルトを飲むときのあるあるを出だしに入れてみた笑
結構周りからは好評だったし、
成績もいい評価をいただきました。

結論から書くパターンで気をつけてほしいことは
比較して共通点・相違点を見つける型のレポートには
あまり向いていないです。

例えば、「国際連盟と国際連合の共通点と相違点を述べよ」
というレポートを出されたことがある。
ふと考えて「これは結論から述べたら論理的ではなくなる」
ということに気づいたのです。

「AとBはこう違います。なぜなら○○法の内容が違いますよね」
何がだめなのか。それはただただ事実を述べているだけなのです。

またここから自分の考えを述べるのは、学者からしたら
かなり無理があるとのことです。

とにかく、自分にあった型と課されたレポートにあった型を
考えてレポートを考えてみましょう。

それでは今回はこの辺で

つづきはこちらから
大学のレポートが書けない人はこれ見て学べ!③A>


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