「それでは中間レポートを皆さんに課しますので
1ヶ月後提出してください」

「えっ?レポートってどう書けばいいの?」

大学入学して2ヶ月前後で初めて与えられたレポート。
しかし新入生の多くはまず書き方を知らないかもしれない。

とりあえず書いて出してみたが、レポート返却された時
何かと訂正点が多いかもしれません。

実は上記の内容は、私の経験でもあります。
一応「新入生セミナー」という授業はあったのですが、
レポートの書き方なんて詳しくはやりませんでした。

おそらく私だけではなく同じ経験した大学生は
いるんではないでしょうか?

だから今回評価されやすいレポートの書き方の事例を
紹介したいと思います。

※なお私は文系の学部でしたので、
以下の方法は理系に通用するかどうかは保証できません。

一度の記事では書ききれないので少しずつレポートというものとは何か
理解していきましょう。
それでは始めます。

・課されたレポートは何型なのか?

そもそも課されるレポートには種類があるということ。
・報告型
・論証型

主にその二つでしょうか。

報告型とは、簡単にまとめると
自分の考えをまとめあげることです。

そのなかで分けられるのが、

・文献を読んで自分の考えを書くか
・ある文化や現象等について授業を通して考えを書くか

の二つになります。

まず二つに共通しているポイントは

「誰が読んでも自分の考え(主張)がわかるように書く」
ということが最低基準になります。

難しすぎて、高校生以下にはわからない、というレポートも
評価はされるのですが、大学一年生には、レポートを課した先生も
求めてはいないでしょう。

気をつけてほしいことは、
自分にしかわからない自己満足のレポート
にならないように気をつけましょう。

文献を読んで自分の考えを書くレポートは、様々な種類のなかでは
一番難易度が易しいかもしれません。

なぜかというと、文献を読んで、感じたこと・感銘したことを
素直にかつ正確に述べることができればいいからです

ポイントは、内容を
客観的に捉えること
・具体的を盛り込んであげて、自分の考えに説得力を増すこと
です。

方の文化・授業等を通して考えを書くレポートは、

事実の発見→解釈→分析

がかなり重要になってきます。

その過程の中でプラスしてポイントを述べるとするなら
・客観的な解釈
・実証性のある分析
です。

この種のレポートは、課題文献はないが、実証性のある分析を
するために自らが文献を読んで
引用・参照しなければなりません。
気をつけてほしいのは、読んだ文献をあたかも「自分で考えました」
とすることはいけません。
剽窃といいます。

「正直コピペ・引用してもばれないだろう」
と思っている学生もいると思いますが、

読む手は、先生です。今まで何千枚とレポートを読んできた
専門家でもありますので、論理的でないレポートだと
すぐにばれてしまいます。絶対にやめましょう。

引用することは良いレポートとするためには、必須のことですが、
必ずルールを守りましょう。

つまり、「この部分は専門家の考えです」
と区別しないとならないということです。
ルールについては次回教えます。

じゃあ今日の報告型のレポートのポイントをまとめてみます
1.事柄がどのように起きたのかを書く
2.比較して、共通点・相違点を指摘を書く
3.因果関係をまとめる
4.事柄を自分のなかで定義する
5.文献を読んでみて客観的に分析(批判でも可)

最低この5つは抑えておきましょう。
字数にも従うと5つのポイントを削る場面も出てきますので
気をつけてみてください。

次回は論証型について書いていきたいと思います。
今後は書き方のテクニックもちょくちょく書いていきますよ

続きはこちらからどうぞ
大学のレポートが書けない人はこれ見て学べ!②>


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