の甲子園では投手力、夏は総合力が
勝ち上がる要点と言われてますよね

そう言われる要因として気温の違いがあるでしょうか

春と夏で気温差は大きいもので
20度以上あるでしょう

選手の疲労が日に日に大きくなってくるので
夏は総力戦になるんでしょうね

春の優勝チームが夏一回戦で負けることも珍しく
ありませんので、夏に向けてもう一度
体力をつけ直すことが大事でしょう

今回も行きましょう
今回私が注目するピッチャーは
センバツベスト4の浦和学院のエースです

・抜群の制球力を誇る江口奨理選手

baseball_stadium

浦和学院は現在3年に1度は甲子園に出てくるほど
甲子園常連校になりました。

2013年のセンバツ甲子園は圧倒的強さで
優勝しました

当時2年生エースだった小島和哉選手は
とても素晴らしい投手でした

その小島選手を彷彿させるようなピッチャーが
今年も現れました

江口奨理選手です

小島選手のようにスピードボールや球種は
及ばないにしても十分夏までには
追いつき追い越すくらいの
可能性は秘めています

江口選手がどういった選手なのか言及していきます

・迫力なく実力ありの江口選手

身長173cm
体重68㎏

球速はMAX134キロ前後

決して速い球速ではないですよね

実際生で拝見してみたんですが
投球術が他よりも優れていると思います

左右打者誰に対しても
内外しっかりコントロールされたボールを
投げることができています

しかも彼の投球はリズム感がありながらも
丁寧に投げているように見えます

口だけでは言ってもわからないと思いますが

秋季大会では13試合に登板して
8回完投そのうち5試合は完封

レベルの高い神宮大会そして甲子園大会ともに
防御率は1点取られるか取られないか

変化球は大きく縦に割れるカーブチェンジアップ
ツーシームのような球も投げています

小島選手の前のエース佐藤拓也選手(現立教大)も
江口選手と似たようなタイプの投手でしたね

・しなやかな腕の振りにでどころが見えないボール

神宮大会時の動画がありますので
こちらをご覧ください
2014/11/16 江口奨理 (浦和学院高校) サウスポー 2年秋

フォームは
打者に背番号が見えるくらいひねっていますね
いわゆるプチトルネード

サイン交換した後はフォームが早いですね
うまくボールが体から隠れて
打者からボールが見えにくい
でしょう

また綺麗に肘から出してボールを投げているので
体にあまり影響のない投げ方だと言えます

フォームで気になったのが軸足である左足が
伸びている状態からやや屈伸する(ひざが曲がる)までが
一連の流れのように見えないので
やや負担が大きくなるのかなぁと思っています

でもまぁセンバツ一回戦では延長12回完投しているので
下半身はしっかりしているのかもしれませんね

夏までにどれほどレベルアップしているか
今から楽しみです

同じチームメートの選手も取り上げたので
よかったらご覧ください
“浦和学院の幸喜の出身地が私と一緒だった!!”


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