所有するロレックスが偽物で
プロでも簡単に見分けがつかない程精巧であれば
修理の依頼に疑いが持たれませんし
問題なく整備されて手元に戻る可能性があります。
技術者が外観から偽物の疑いを持った時は
より詳細に本物との比較を行いますが
どちらにも
確信が持てないのなら
実際に
ロレックスを開けて内部を調べる段階に進みます
一時的に修理を引き受け
ロレックスを預かりますが
内部から偽物と判断された場合は、
作業は中止され蓋が閉じられます
本物ではない事を理由に
返却や今後の取り扱いは拒否されます
だがしかし
高度に精巧で内部も偽物と判別出来ない物なら、
修理中の感覚に違和感がなく
プロは最後までロレックスの回復に集中出来る想像が行えます
ロレックスの工作精度は高く
部品の一つでも違和感が感じられれば
そこから偽物を疑う理由になり得ますが
色や形に加え僅かな重さも違わない物なら
限りなく本物に近い状態といえます
ここまで高度な偽物は作るのが難しく
ビジネス目的なら割りに合いませんから
通常は
手を抜いてロレックスを真似たり
外観だけに力を注ぎ似せられる場合が殆どです
修理の状況でロレックスを拒否されない為には
・購入時点で企業の証明を得ること
・確実に間違いなく入手出来ること
が条件になります。
蓋を開けてから修理出来ないと分かれば
ロレックスの入手が行えなかった事や
直して使うのも不可能だと分かりますから
二重に精神的なショックやダメージを受ける状況に陥ります
また、見た目に偽のロレックスと疑う余地がなく
空けた人でなければ真贋が分からない物なら
正直に本物ではないと伝えられた方が結果的に良いと考えられます
時計の回復は行われた物の
偽の商品だと告げられずに使用を再開すれば
本当のロレックスと疑わずに使い続ける事になりますから
本人だけが被害に遭っている状況に気が付かないままです
直せるかどうかなら技術を持てば修復は行えますし
使える状態まで戻すのは可能なので
時計の取り扱いに長けたプロへ依頼を行えば
動作する状態に回復して貰う期待は持てます。
受付けるかどうかは請け負う側次第ですし
倫理的には問題がある選択ですから
通常は断られる確率は高くなります
仮に自らが時計職人で
私自身が直す技術を持っていたとしても
修復して市場に戻すのは倫理が許しませんから
知的好奇心を満たす意味以外では
内部を見たり回復する意思を見せるのは難しいです。
つまり技術的には行えても
心理や倫理では拒絶反応が発生するので
結果として困難な状況と判断されます
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